継続こそ力なり 

当社取締役執行役員「赤峰誠司」が、ロジスティクス業界専門家として、
物流に関連するテーマで綴った渾身のメールマガジンです。
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配信日: 2008/10/27


第121回 外販を止める物流子会社の行方 その1

執筆:赤峰 誠司

 昨年もしくは一昨年から、物流子会社の動向に大きな変化を感じ
られます。
 1990年代後半から、親会社の物流受託をベースした外販獲得
路線が、多くの物流子会社戦略でありました。
 物流子会社がなぜ外販(親会社以外の物流業務受託取引)を
拡大させるようになったかは、以下の理由が主なものと思われます。

 

<1>親会社の意向により、脱・機能分担会社を求められた。
<2>親会社の意向により、自立・自主運営を求められた。
<3>親会社の意向により、コストダウンを求められ、
  一般顧客との取引によって創出される利益を求めた。
<4>親会社の意向により、利益の最大化を求められ、
  外販による利益創出を自社戦略とした。
<5>親会社の戦略により、親会社の物流を必ず受託できる環境でなくなり、
  外販による成長を自社戦略とした。

 

 このように、外圧(親会社の意向)による動機と自らが自立を望んだ
経営戦略とが、多くの物流子会社にもたらした外販獲得思想となった
ものと思われます。

 しかし、そういった主流的な動きに逆行して、大手メーカー系の物流
子会社による「外販停止」の動きが少しずつではあるが広がっていると
思われます。
 
 この景気後退の局面で、なぜ外販活動を停止するのでしょうか?
 親会社の物量逓減も予測される中、外販活動をもっと積極的に取組んで、
より多くの物量と利益を求める事が、物流子会社の使命でもあり生き残り策
であると一般的には思われています。

 親会社物流を担う事によって培った豊富なノウハウと、物量の核となる
親会社のベースカーゴを持って外販活動に望めば、その合理性や柔軟性
などは、多くの一般顧客から支持されるに値する物流サービスであったと
思われます。

 

 次号は「外販停止に至ったコンプライアンスの壁」をお送りします。  




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-赤峰誠司-
3PLにおけるSLA(サービス・レベル・アグリーメント)の企画・設計導入に注力し、
荷主企業物流部門の利益創造活動を信念とする。
最近ではM&Aのアドバイザリー活動に引き合いが多く、物流企業M&Aや、
荷主物流部門のMBO(マネジメントバイアウト)に携わり、業界専門家としての
バリュエーション(企業価値評価)レポートを得意とする。


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