継続こそ力なり 

当社取締役執行役員「赤峰誠司」が、ロジスティクス業界専門家として、
物流に関連するテーマで綴った渾身のメールマガジンです。
製造・卸・小売の物流ご担当者、物流事業者様など、物流に携わる人必見です。




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配信日: 2014/10/03


第260回 変貌する物流戦略 その6 「荷主企業の取るべき施策(1)」

執筆:赤峰 誠司

■『適量の結合化』を実行するには、荷主企業の物流知識を高めることが焦眉の課題です。

物流におけるパラダイムシフトに適応し、従来の物流システムをゼロベースで再構築して
いくには、荷主企業そのものが物流知識を深める必要があります。

これまでの、物流改善を牽引してきた手法「規模の拡大」による広域的集約策はもはや
通用しなくなります。
今後、荷主企業の取るべき施策は、マーケット(市場)において必要な量をマーケットに
最も適した複合拠点で管理するための高度な物流知識の習得です。

喫緊の課題である、物流コスト上昇の抑止策(短期的施策)と、中長期を見据えた物流
戦略の再策定(中長期的施策)を同時平行的に行うことが求めれています。

そのためには、自社の物流管理部門を徹底的に強化し、サプライチェーン全体を時流に
適合した新システムに移行させる必要があります。
生産・購買・企画・販売・物流の情報一元化を図り、それぞれが全体最適化に向けた
イノベーションを実行しなくてはなりません。

 

■物流部門員に求められる知識とは?

物流管理及び物流実行部隊(物流オペレーション)に求められる知識とは、どのような
ものかを考察してみます。

物流管理と物流オペレーションでは、共通する知識とそれぞれの領域で必要とされる
知識があります。

1.物流オペレーション部門に求められる知識とスキルは以下7項目です。

(1) 現場遂行力(オペレーション力)
(2) スタッフマネジメント力(募集、採用、教育など)
(3) 倉庫ロケーション設計力
(4) 倉庫情報システム(WMS)理解力
(5) 輸配送マネジメント力
(6) 改善力
(7) 生産性分析力

2.物流管理部門に求められる知識とスキルは以下10項目です。

(1) 拠点における設計、分析力
(2) 作業、荷役における設計、分析力
(3) 輸配送における設計、分析力
(4) 物流情報システム(WMS)理解力
(5) 定量、定性分析力
(6) 在庫マネジメント力
(7) 国際物流における基礎知識
(8) サプライチェーンにおける基礎知識
(9) 委託先物流会社選定(物流コンペ)のためのRFP作成術
(10)物流コンペ、選定のための評価手法

自社物流における物流オペレーション部門は、主に現場を運用するための実践的な
知識となります。
一方で、物流管理(マネジメント)部門に求められる知識は、物流全体及び一定の
機能に対する企画・設計力となります。

次号はそれぞれの役割を更に深く考察していくことにします。

・・・次回に続く。




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-赤峰誠司-
3PLにおけるSLA(サービス・レベル・アグリーメント)の企画・設計導入に注力し、
荷主企業物流部門の利益創造活動を信念とする。
最近ではM&Aのアドバイザリー活動に引き合いが多く、物流企業M&Aや、
荷主物流部門のMBO(マネジメントバイアウト)に携わり、業界専門家としての
バリュエーション(企業価値評価)レポートを得意とする。


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