継続こそ力なり 

当社取締役執行役員「赤峰誠司」が、ロジスティクス業界専門家として、
物流に関連するテーマで綴った渾身のメールマガジンです。
製造・卸・小売の物流ご担当者、物流事業者様など、物流に携わる人必見です。




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配信日: 2015/02/17


第268回 変貌する物流戦略 その14 「荷主企業の取るべき施策(9)」

執筆:赤峰 誠司

荷主企業における物流オペレーション部門に求められる知識とスキルは、
以下7項目です。

1. 現場遂行力(オペレーション力)
2. スタッフマネジメント力(募集、採用、教育など)
3. 倉庫ロケーション設計力
4. 倉庫情報システム(WMS)理解力
5. 輸配送マネジメント力
6. 改善力
7. 生産性分析力

今号は、6.改善力について考察致します。

(1)自社オペレーションにおける物流改善

■物流改善には二通りの手法があります。ひとつめは物流オペレーション(現場運営)を
自社で運営しているケースです。
自社物流における物流改善は、以下の手順で進めていきます。

1.現状物流の可視化(定量分析)

2.課題の抽出(定性分析)

3.情報システム分析(IT分析)

4.現状分析(定量・定性の両面から見えた現状物流のまとめ)

5.物流改善案の策定(コスト削減ターゲット、サービスレベル基準など)

6.業務プロセスの見直し

7.アクションプランの策定

8.改善実行

これら8項目のプロセスの中で特に重要な工程が、最初に行う現状分析フェーズ1?4です。
自社の物流全体像について、的確に現状を知ることが全ての始まりとなります。
経営者視点・営業(販売)部門視点・調達購買部門視点のみならず、顧客や取引先に至る
サプライチェーン上の全てに対してヒアリングやインタビューを実施し、課題や問題点を
抽出します。

特に、課題として明確化したテーマに関しては、その課題を可能な限り数値化する必要が
あります。
なぜ数値化するかと言いますと、測定できないものに関しては管理できないからです。
管理できない項目は改善しようもなく、有用な基準が設けられません。

■更に物流改善を実行するには「管理項目の可視化」が絶対条件となります。
在庫品数を削減するにも、運賃を削減するにも、現状値Aが将来値Fになることで、
どれだけの効果Eが産み出されるのかを、事前に計画する必要があります。

その計画は具現化可能なアクションプランとして明文化し、関係者へ配布することで
情報共有を行います。
その後、改善による果実収穫(実行プロセス)へと進むのです。

次回は、3PLへ物流業務のアウトソーシングを実行しているケースについてお伝えします。




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-赤峰誠司-
3PLにおけるSLA(サービス・レベル・アグリーメント)の企画・設計導入に注力し、
荷主企業物流部門の利益創造活動を信念とする。
最近ではM&Aのアドバイザリー活動に引き合いが多く、物流企業M&Aや、
荷主物流部門のMBO(マネジメントバイアウト)に携わり、業界専門家としての
バリュエーション(企業価値評価)レポートを得意とする。


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