船井総研ロジ物流コンサルタントの視点

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執筆者:船井総研ロジ株式会社物流コンサルタント     編集/発行:船井総研ロジ株式会社


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配信日: 2019/09/25


第130回 冷凍倉庫の空き物件ご案内できます

 コールドチェーンの需要が高まっているからなのか、冷凍・冷蔵倉庫で空きがある業者を探して欲しいという相談を受ける事が多くなっております。
荷主企業から上記相談を受けた事を契機に、当社でも冷凍・冷蔵倉庫会社と面談を行い、現状の実態を調べていくと、どうやら首都圏及び関西圏においては、需要過多の状況にある事がわかりました。

そこで今号では、そのような状況に至った原因がどこにあるのかをお伝えするとともに、当社で実際に行った相談内容に関する対処についてお伝えしたいと思います。

 

原因としては、以下の3点に集約されております。

① 2020フロンガス問題

冷凍・冷蔵倉庫で使用されている特定フロン(HCFC)が2020年に製造・販売が中止となる為、代替フロン(HFC)、自然冷媒への切り替えが必要ではあるが、切り替えには多額の費用がかかります。
業界大手などでは導入が進みつつあるが、中堅以下の企業においては、切り替え費用が回収できない可能性もあり、自然冷媒への切り替えは難航している。

 

② 倉庫建て替え問題

首都圏及び関西圏にある冷凍・冷蔵倉庫の多くが、高度経済成長期に建設されたものであり老朽化が進んでいる一方で、荷主から求められる物流品質も向上している事からその要望に応えるべく倉庫の建て替えの必要性に迫られているが、建築コストの高騰や倉庫の建て替えを行うにあたり必要となる代替の倉庫の工面が容易ではない事から、倉庫の建て替えが遅れている。

 

③ 参入障壁が高いという問題

冷凍・冷蔵倉庫では温度管理のミスで商品にダメージを与えてしまうリスクがある事から商品知識及び商品特性に合った保管知識を有するスタッフが欠かせないのですが、一般倉庫と比較するとリスクや人件費も高い為、冷凍・冷蔵倉庫への投資は、新規参入企業にとってハードルが高いものとなっており、大手企業の寡占化が進む傾向にある。

 

以上のような原因があるにも関わらず、核家族化の進行や女性の社会進出を背景に、できあいの物を購入する、いわゆる中食のニーズが増えつつある為、倉庫が足りなくなっているという状況に拍車がかかっている状況にあるものと思われます。

そのような中、当社は、上記のような相談にお応えすべく、当社と各倉庫会社及び物流会社とのネットワーク力を駆使し、関西圏に冷凍倉庫の空きスペースを確保するに至っております。

こちらの物件に関しましては、既に商談が進んでいる荷主企業がいる為、興味がある荷主企業がいらっしゃいましたら早めにお問い合わせ頂ければと思います。

また、冷凍倉庫・冷蔵倉庫だけでなく常温倉庫でもインターネット上に掲載されていない最新の空き物件情報に関する情報を取得しておりますので、倉庫を探されている場合は、当社にお問い合わせください。

 

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筆者
船井総研ロジ株式会社 
ソリューション開発部
グループマネージャー
新関 崇浩

 筆者プロフィール




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