継続こそ力なり 

当社取締役執行役員「赤峰誠司」が、ロジスティクス業界専門家として、
物流に関連するテーマで綴った渾身のメールマガジンです。
製造・卸・小売の物流ご担当者、物流事業者様など、物流に携わる人必見です。




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配信日: 2018/06/25


第313回 物流コンペ復活の兆し!本物3PLを見極める時が来た(1)

執筆:赤峰 誠司

2018年度の第一四半期は、物流業界にとって低調な滑り出しと
なっているようです。

3月、4月は引っ越し需要に引っ張られ、幹線輸送を担う中長距離輸送の
トラックと、4トンゲート車が著しく不足する時もありましたが、
5月の連休を過ぎた頃から荷動きは鈍化し、ドライバー不足の時代にも
関わらず空車が目立ってきました。

ただしこの状況は一時的なもので、9月以降はまたトラック不足に
悩まされる日々が予想されます。


昨年の第二四半期(7月8月9月)頃から、物流コンペの動きがピタリと
止まりました。

当社は例年10数件の物流コンペ支援を行っていますが、この1年間は
激減です。

その理由は、

① 既存の契約水準を維持出来ない可能性がある
② 出荷拠点が変わることで路線便との折り合いが付かない可能性がある
③ 新センターでは、スタッフの確保が出来ない可能性がある

と概ねこの3点の理由により、荷主企業の心理はとてもネガティブな
状況でした。
我々コンサルタントも同様に「もしコンペをやって失敗したらどうしよう」
と、後ろ向きの思考でコンペを進めても、良い結果は得れるはずがありません。


そんなネガティブな荷主と後ろ向きなコンサルタントとが話し合って
出した結論は「様子見」でした。

契約更新1.5年前ぐらいから、物流コンペの準備に入るわけですが、
昨年は様子見と判断されたため、とりあえず1年更新という回避策で
委託先との契約を先送りにした案件も少なくはありません。


しかし、今物流業界において新しい風が吹き始めました!

これは、俗にいう時流転換です。

今、物流業界に何が起きていると思いますか?
転換ポイントは以下5点です。

① 上場物流会社が荷量確保の動きに出始めた(売上成長を株主に求められる)
② 物流不動産ファンドの新築物件が飽和状態となっている(増床100万坪)
③ ドライバー採用が順調に進み、増員増車をしているトラック会社が台頭する
④ マテハンの高度化及び量産化により物流センターの省人力化が可能となった
⑤ 社会的な働き方改革によって、既存の物流フレームに歪みが出てきた

これらの環境変化により、このタイミングで「物流コンペをやるべき論」が
導かれています。
ただし、これまでの物流コンペのやり方では多分…失敗する懸念は拭えません。

上記転換ポイントをしっかりと理解し、時流を捉えた委託先(3PL)を
見つけることが物流コンペ成否の重要な鍵となります。


物流コンペ成功へのステップはこちらです。
7月20日開催『Funai物流オープンカレッジ』




昨年筆者は、物流会社を荷主が選ぶ時代から選ばれる時代に変わりました
と、お伝えしました。
しかし、たった1年で再び荷主が“3PLを選ぶ時代”へと戻りつつあります。
次回は、5つの転換ポイントについて少し深堀した内容をお伝えします。


■ドライバーの新規採用は、正しい手法で募集活動が出来ている企業と
そうでない企業とでは、歴然と差が出ています。
新規採用と定着化に注力しているトラック会社は、着実に毎月増員され、
堅実に成長しています。
貴社の委託先(物流会社)は大丈夫でしょうか?

※着実にドライバーを採用できる手法はこちらです
ドライバー人材採用・育成ソリューション

 

 


次回に続く。




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-赤峰誠司-
3PLにおけるSLA(サービス・レベル・アグリーメント)の企画・設計導入に注力し、
荷主企業物流部門の利益創造活動を信念とする。
最近ではM&Aのアドバイザリー活動に引き合いが多く、物流企業M&Aや、
荷主物流部門のMBO(マネジメントバイアウト)に携わり、業界専門家としての
バリュエーション(企業価値評価)レポートを得意とする。


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