船井総研ロジ女性コンサルタントによる取材レポート
「物流現場で活躍する女性」

株式会社ジェイネットライン
女性トラックドライバー 中野 加恵 様

今回は株式会社ジェイネットラインでドライバーとして活躍されている中野様にお話を伺いました。同社は軽四~大型車両まで幅広く取り扱いがあり、お客様の予算や出荷量など、ニーズにあわせた低コストでの輸送を提案しています。中でも突発的な緊急便対応を得意としている運送会社です。また、株式会社船井総合研究所主催の研究会“ロジスティクスビジネス経営研究会”で2期連続「業績アップ大賞」を受賞している企業でもあり、常に進化し続けている成長途中の運送会社です。中野様は同社で唯一の“女性ドライバー”として配送業務を担っています。

“きっかけは運転が好きだったから!”
-物流業界・ドライバーを目指したきっかけは何ですか?

「元々家業である飲食店の見習いとして働いていた21歳の時に、急にお店を閉めることになりました。それまで飲食店での仕事しか経験がなく、これからどんな仕事をしようかととても不安になりました。何気なく求人雑誌を見ている時に、これだ!と思ったのがドライバーという仕事でした。もともと運転が好きだったこともあり迷いもなく、早速中型免許資格取得のための行動を起こしました。実はそのとき普通免許のAT限定しかもっていなかったんです(笑)」


“この会社で、このメンバーと一緒に働きたい!”
-同社に入社された経緯を教えてください。

「ドライバーとして最初に入社した会社の同僚からの紹介でした。当時は全く転職を考えてはいませんでしたが、これもご縁かな?と感じ、面接だけでも受けてみようかと思ったんです。前職で悩んでいたこともあったので。入社の際に悩んでいたことを伝えると納得のいく回答をしてもらい、きっちり約束をしてくれたことも嬉しかったです。またこの会社での理念や想いも感じ、ここでこの人たちと働きたい!と素直に思ったことが入社の決め手になりました。」


“全国各地に行けて、プチ旅行気分です(笑)”
-実際にドライバーという職種について抵抗はありませんでしたか?

「ドライバーという職種に抵抗は全くありませんでした。ドライバーをしていると、全国各地の様々なところへ行くことができ、飽きません。当社の車は固定で、他の人が自分の車に乗ることがありません。一人の時間が長い仕事になるので、自分の空間を作ることができるのも魅力の一つですね。」


“日々の仕事を丁寧に行なうことの大切さを痛感”
-業務を行なう中で、学んだことを教えてください。

「入社当初は、私の希望もありフリー便を担当していました。道を覚えることの大変さや、納品時間に間に合わないなどが続き、ルート便担当に代わってしまいました。ナビって乗用車用に作られているんです、だからナビ通りにいくとトラックが入れないんですよね、道が細くて(笑)。ただ、どうしてもフリー便に戻りたかったので、かげで努力しました。
また、日々の業務についても社内外問わず丁寧に行なうことを心がけながら取り組みました。結果、ルート便からフリー便へ担当が戻った時は自分がやってきたことが評価されたのかなと思い、嬉しかったですね!女性だから・・・というような閉鎖的な環境でないところで仕事ができるのも嬉しいですね」


“ドライバーという職種は、とても自分に合っています”
-今後、どのようにスキルアップしたいと考えていますか?

「大きな車に乗りたい!運転が楽しい!と考えているので、何よりもまず大型の免許をとりたいと考えています。当社では、入社から2年が経過した人を対象に、大型の免許を取得させてもらえる制度があります。入社の際にも、大型の免許を取りたいと伝えてきました。2017年4月で2年が経つので最近もまたその話を会社側にしたところです。(笑)」
トラックと中野様
現在中野さんは4tを運転されています。目指すは大型(10t)ですね!


“自分の意見がはっきり言える、今の環境に満足です”
-会社に求めていることはありますか?

「当社では、年4回社員全員が集まってのミーティングがあり、意見交換をする場が設けられています。社長も日頃から何か意見があれば積極的に言って欲しいといっているので、こういった機会を活用し、全社員意見交換を行っています。また、仕事でもしんどい時はしんどいと言える環境なので、今の職場環境にはとても満足をしています。特に今の時点で不満はないですね。(笑)」


“女性ドライバーさんが増えているなと感じています”
-物流現場で活躍されている女性へ

「日々仕事を行っている中で、納品先や道ですれ違ったトラックドライバーを見ていても、女性ドライバーが増えている実感はあります。まだまだ物流業界は男性社会であるというイメージはありますが、現実にはどんどん環境は変わってきていると思います。私自身ももっと活躍したいと思いますし、同じ年代の女性にもぜひチャレンジをして欲しいと思います!」


取材後記

 普段、中野さんとは業務を通じて接することはありますが、じっくり話したことがなかったので、女性ドライバーさんがどんなことを考えて仕事をしているのか、ということが良く分かりこちらもとても勉強になりました。女性ならではの細かな視点や気遣いで、実際にお客さまからお褒めのお声を頂いていました。同社では、唯一の女性ドライバーさんですが女性雇用にはとても積極的な会社です。中野さんを筆頭に「女性ドライバー活躍モデル」を同社で築いてほしいなと思います。女性でも若くして(中野さんは25歳!)活躍されている姿を見ると、まだまだ成長される会社だと思います。このような会社が増えると、男性カラーが強い物流業界のイメージも変わるのではと、強く感じました。

今回取材させていただいた企業様

会社名:株式会社ジェイネットライン
資本金:1,000万
代表者:代表取締役社長 岡田純一
従業員数:50名
事業内容:一般貨物自動車運送業、自動車運送取扱事業、軽貨物自動車事業、産業廃棄物収集運搬業、倉庫業等
車両台数:45台(2016年12月現在)
web site:http://jnetline.com/


◀ 前のインタビュー記事

次のインタビュー記事 ▶


 一覧へ


【発行日】

2016/12/20


【執筆者】

山口千知

ライン総括本部 大阪営業グループ


関連するサービス

組織づくり・人材育成プロジェクト 組織づくり・人材育成
お客様各社の事情を事前に伺った上でオリジナル物流研修を設計、実施し、ロジスティクス全域を構築・管理するために適切な知識・ノウハウを保有した物流マネジメントが可能な人材を育成いたします。


物流子会社診断・評価 物流子会社支援メニュー
物流子会社の“あるべき姿”の策定、戦略策定、改善・外販などの実行支援など、物流子会社に関わる悩み・課題を包括的に解決いたします


サービス一覧はこちらから


funai物流カレッジ 物流担当者のお悩み相談 資料請求
旬のテーマを掘り下げるロジスティクス・インサイト
物流用語 コファス


Pマーク

個人情報保護方針

個人情報の利用目的の公表について

ソーシャルメディアポリシー




物流に役立つ無料メールマガジン
物流情報を無料でダウンロード資料でお届け