AIを活用したドライバー採用DXセミナー

　もともとフォークリフト系の求人には、30~50代ユーザーの多い媒体を利用していました。そのほか募集内容と媒体の相性を検証しながら媒体選定を進め、最終的に大手求人１媒体で掲載を続けてきました。
ただこれでは反響の良くない求人に対して、広告の打ち方が悪いのか、写真が悪いのか、表現が良くないのか、これらを検討して改善策を打つだけでも膨大な時間がかかっていました。効果検証のサイクルがとても回しにくいという根本課題を認識し、船井総研ロジのAI採用の利用を検討しました。
　AI採用を導入後の2カ月でスピーディーに数十件もの応募が集まり、従来の求人媒体と比較しても、応募単価1/2、採用単価2/3と大幅なコスト低減を実現できました。
　また、予算変更や求人追加が簡単に調整でき、新規の職種の募集も柔軟にできるのもありがたいです。

武蔵ロジスティクス株式会社

会社設立：1961年
所在地：東京都大田区昭和島
グループ年商：40億円

ドライバーへの転職の際に、タクシーとトラックどちらが稼げるか？というのはよく比較されます。
現役ドライバーの実感として、貨物業界は責任に対して賃金が低過ぎるという印象があります。
そのため送迎やタクシー運転手の方が気が楽というのも事実です。
2024年問題の影響を受けない軽宅配への流出も続いています。

2024年の法改正に対して「なんとなく給料がさがる」「業界が傾く」という不安がドライバーに渦巻いています。また、今勤めている会社が、2024年問題への対策をしていない場合「この会社はやばい。潰れる」という不安から、転職が増加しています。

コロナ禍でいったん落ち着いた有効求人倍率ですが、再び上昇しています。コロナ直前の2020年2月対比でみると、ドライバー職は0.84倍と完全に回復はしていません。
一方で製造業は1.23倍、機械加工は1.44倍と高まっています。
同業種だけでなく、他のブルーカラーの職種との差別化ができないと、ドライバー採用はますます難しくなります。