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ニュース

2018.01.05 コーポレート

2018年 社長年頭挨拶

皆様、明けましておめでとうございます。
この場をお借りし、旧年中のご愛顧に感謝し、新年のご挨拶を申し上げます。

さて、2017年、物流業界は大きく変わりました。

■何が変わったのか?

業界のパワーバランスが変わりました。

■何のパワーバランスが変わったのか?

荷主企業と物流企業のパワーバランスが変わりました。

■具体的にどういうことか?

以前は「荷主企業に選ばれる物流企業になろう!」
今は「物流企業に選ばれる荷主企業になろう!」

この差は、まさに天地が逆転するに等しい現象として、昨年度の象徴的なキーワードでした。

依頼しても運んでもらえない。
そもそも、依頼を受け付けてもらえない。
新規の口座も開いてもらえない。
今までにこのようなこと、ありましたか??

仰天レベルの値上げがすらっと持ち込まれ、是非なく実施される…。
これは一体何が起こっているのか?と頭を抱える荷主企業からの相談が最も多い昨年でした。

もちろん、今年もこの流れは止まりません。

なぜなら、
これから益々その度合いを増すであろう人材不足。
無償サービスを有償化に押し進める新運送約款。
長距離トラック輸送を困難たらしめる労務管理とコンプライアンス。

いろいろな課題が我々の業界に山積しています。

私個人も1992年、船井総合研究所にてトラックチームという物流事業者専門のコンサルティングチームを結成して以来、このような業界状況は初めてです。
多分、物流事業者のほとんどの方が初めて経験することでしょう。

誰もが初めて経験する、この時代にどう向き合うか?

これから3年間、企業経営は激変の時代を迎えることでしょう。経営者の舵取りは以前にも増してその重要度を高め、社内外に対して大小の施策を打ち続けることになるでしょう。

会社はどこに向かうか?
そのために何をするか(しないか)?
何から手をつけるか?
いつまでにするか?
どのような成果を求めるか?
誰がするのか?

施策の数も精度も求められますが、経営者ひとりでできる仕事は限られています。
絞り込んだ施策に、少ない人材や資源を投入し、一気に具現化するサイクルが企業内に求められます。

自社の足らずを嘆いても、何も始まりません。
今から、小さくてもできることから始めましょう。

今までの企業運営の努力が一気に報われる時期に、フルスイングで望んでほしいと願っています!

最後になりますが、皆様の本年の大躍進を祈念し、新年の挨拶とさせていただきます。

本年も船井総研ロジ及び船井総研グループのご愛顧のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。

船井総研ロジ株式会社
代表取締役
菅重宏

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